EverSystem Inc. Official Blog

エバーシステム株式会社CEOが徒然なるままに書き記す何かです。

マーケティングオートメーション(MA)とエバーセミナー

マーケティングオートメーションという言葉をよく耳にします。

特にBtoB領域ではこれから中小企業もマーケティングオートメーションに本気で取り組まなければ、会社の存続が危ぶまれるかもしれません。

 

なぜなら、真のお客様がどこにいるか、もはや人力では補足できない時代だからです。あなたの売っている商品やサービスをどのようにしてお客様に知ってもらうか。

これは大きな命題です。

 

これは、商品が新しければ新しいほど、知ってもらうことが難しくなるという反比例の関係でもあります。商品が新しければそもそも「検索して探す」ことをしないからです。

 

何か課題があったときに、「こんなことを解決できるサービスがあったらいいな~」と思うでしょう。でもそれを明確に商品名やサービスに結び付けられません。

 

だから、インバウンドマーケティングを提唱したHubspot社は「インバウンド」=「相手から探してもらう」マーケティングが重要だと説いたのです。

 

例えば「〇〇を解決する方法」というコンテンツを作れば、「〇〇 解決」といったキーワードで探すことができ、そこでその解決のためにはあなたの会社の商品が必要であることを初めて認識するのです。

 

そうやって認知してもらった人に対し、もう少し詳しい情報を伝えてその必要性と効果について十分に知ってもらうことが必要になります。

 

それが「教育する」という期間です。もうあなたは少しだけ興味のある人とつながることができました。だから「問題を解決するにはこの商品を導入すべきだ」という結論を出すための材料を提供してあげなければならないのです。

 

そうして、いよいよ具体的検討に入った段階で生身の営業マンが登場します。

ここで営業マンが個別の問題に対しソリューションを提供し、契約に至るというわけです。

 

このようにみてくると、営業マンが直接商談をするまではインターネット上で活動される。つまり、人手がいらないというところから「マーケティングオートメーション」と言われています。

 

エバーセミナーは、このマーケティングオートメーションという考え方に沿って自社のオンライン動画を自動的に見てもらえる環境を提供しています。

 

まずは「セミナー」という形式で知ってもらう活動を行います。その後1~2時間のセミナーをじっくりと聞いてもらい、判断をしてもらいます。

 

動画を見て納得してもらったら、次の「行動」へつなげていくのです。

 

マーケティングオートメーションではこの一連の活動を

知ってもらう→リードジェネレーション

納得してもらう→リードナーチャリング

行動する人・しない人を振り分ける→リードクオリフィケーション

 

というように定義しています。

エバーセミナーは、この一連の流れを極めて短期間に実現することができるシステムとして効果を発揮するものです。

 

上記のように、「知ってもらい」「納得してもらい」「行動してらう」という活動ならばそのほとんどのケースでエバーセミナーがお役に立てるでしょう。

 

私たちは、いまだかつてない最高のシステムを使い、企業の生産性向上に貢献し、働く人がイキイキと自分らしく輝ける世界を作っていきたいと考えています。

 

システムにできることはシステムに大胆に任せ、人間にしかできないことに集中する。それが、これからの成長企業のあるべき姿であると私たちは考えています。

 

 

 

メタファー思考を意識すれば「売り込まなくても売れる」商品説明ができるようになる話

言語が脳の認知活動にどのように関わっているかを研究する分野にそのものずばりの「認知言語学」という分野があります。

実はここで語られている内容は、マーケティングにとって極めて重要な視座を与えてくれるものとして注目すべきと私は考えています。

 

学生時代に言語学の教授から『メタファー思考』という新書の課題図書を出され渋々読んだことがありました。最近、様々なマーケティングの著書に触れ、実践者の声を聴くにつれ、このメタファー思考というのが、マーケティングにとって重要だということに気が付いたのです。

 

これは人間の根源的な習性とも言っていいかもしれません。人は、現実にあるものしか認識できない。概念的なもをの説明するのには必ず、現にあるものに例えて伝えなければ伝わらないということなのです。

 

何を言っているかわからないというお言葉が聞こえてきそうなので具体例を一つ。

 

上の文章中に、私は「根源的」という言葉を伝えました。ここには「根っこ」の「源(みなもと)」「的(のような)」という言葉が入っています。

 

つまり、「見てごらん、この木の根っこの先っぽのように一番最初のところ」という現実世界にある具体的、物理的な「物」を例示しなければ相手は認知ができないということなのです。

 

この「人間はメタファーでしかものを認知することができない」という性質は、人間の根源的な機能ですから、商品を説明し、それを買うという活動においても当てはまるのです。

 

つまり、相手にはっきりと認知してもらうためには、「相手がすでに知っているもの、イメージがはっきりできるものを使って説明しなければならない」ということです。

 

私たちが提供しているオンラインサービスの一つである「エバーセミナー」https://everseminar.com/ は、「エバーグリーンウェビナーマーケティング」というアメリカで始まったオンラインマーケティングの手法をシステム化して提供しているものです。これをそのまま提供するためには「エバーグリーン」という言葉、「ウェビナー」という言葉、「マーケティング」という言葉すべてを明確に説明しなければなりません。そうすると、本当に望んでいる人にこのサービスを的確に伝えることが難しくなるのです。

 

プロフェッショナルは得てして、用語に拘ります。「ピザではなくピッツァ」と呼ぶとかです。しかし、相手がそれを認知しているかどうかという視点でいけば、いくら自分がピッツァと呼びたくても、売るためにはピザという言葉を使って知ってもらうことが必要なのです。

 

ということで、私たちはこの仕組みを「オンライン自動セミナー」という表現で説明しています。オンラインは「インターネットを使ってやるんだな」とわかるし、「自動」は「自動で働いてくれるのかな?」と考えるでしょう。さらに「セミナー」はそのままよく皆さんがやっているセミナーなので具体的なシーンが描けるのではないでしょうか。

そうすると、いままでセミナーをやっていたものをオンラインで、自動的に開催してくれるシステムかな?と想像ができるのです。

 

この認識でだいたい正解です(^^)

 

 

また、当社のクライアントで、はあるコンサルティングサービスを歴史上の人物にあてはめて、ネーミングしたところ顧客から反応が良くなったというような事例もあります。

 

メタファー思考という、何かよくわからない言葉から始まったブログですが、結論は、「相手が認知している言葉を組み合わせて利用せよ」ということです。

 

そうすることで、相手は具体的なあなたの商品やサービスを受けた後の「結果」をイメージすることができるようになります。

そうすれば、あなたの商品は「売り込まなくても売れる」商品になるのです。

 

ホームページを作りたいお客様に、「サーバーは土地で、ホームページは家、ドメイン名は表札です」と、時々説明したりしますが、そのくらいのかみ砕き方で一度説明してみてください。相手の反応は大きく変わるはずです。

 

 

求人・採用活動とオンラインセミナー動画マーケティング

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採用説明会

エバーシステムが提供する、オンラインセミナーシステムの「エバーセミナー」は、アメリカで注目されている「エバーグリーンウェビナー」を実現するためのシステムですが、これは集客や販促だけでなく、ある大きな業界にとって革新的なマーケティング手法となるものです。

それが「求人・採用」に関する活動です。

 

今の時代、働く人が求めるものは、単に条件だけではありません。

 

例えば、事業活動が地域社会とどのように関わっているのか。会社の理念や使命は何か?カスターマーの何を実現するための組織なのか。

 

そういった、金銭的な報酬だけでなく、心理的な報酬(世の中に自分が役に立っていることを確認できる)を求める求職者が増えてきています。

 

そんな求職者に対して、長い時間の動画を集中して見てもらうことのできる仕組みであるエバーセミナーは、採用活動を大きく変える可能性を持っているのです。

 

さらに、オンラインで採用説明会を常時開催することができますので、採用担当者の負担を大幅に軽減することもできるのです。

 

動画というフィルターを通ってきた求職者のみを対象とすることで、採用のミスマッチも少なくなります。

 

良い人材を安定的に採用したい。そう感じている方はぜひお問い合わせください。

 

マーケティングとはマーケティングを無くすこと

いきなり自己矛盾のようなタイトルから始まったブログですが、私たちが目指していることは、このタイトルの通りなので少し説明したいと思います。

 

そもそも、マーケティングというのは、かなり広い意味でつかわれていて、いわゆる事前調査の段階、マーケティングリサーチマーケティングだし、集客や販促という意味でマーケティングと使う場合もあります。

 

どちらにしても、契約前の見込み顧客とのリレーションシップに関する活動だと捉えると分かりやすいのではないでしょうか。

 

ここで重要なのは「契約前」という事です。

 

契約をしていない人に対する活動ということは、直接的にそこからマネタイズすることは難しいということを意味しています。いわば皆、投資をしてマーケティング活動を行い、その結果として、お客様を見つけ、契約してお金をいただく。そこで初めてマネタイズができるということです。

 

そうであれば、同じ数の顧客が得られる前提であれば、マーケティングにかかる時間や経費は出来るだけ最小化した方が、企業やビジネスマン個人の生産性は向上するということが言えます。

 

私たちが提供している、オンライン自動セミナーという仕組みはまさに、「マーケティングを無くす」という部分に貢献できる仕組みなのです。

 

今までオフラインで実施していた、顧客育成(リードナーチャリング)がオンラインでも実現可能となれば、あなたはより見込み度の高い顧客にだけ専念できるようになります。

 

時間も経費も削減できた上で、見込み客の発見の精度が上がる。その結果、より多くの顧客と契約することも可能となります。

 

今まで月に5契約が限度だった人が、この仕組みの導入によって10契約でも成り立つかもしれません。そうすれば、売上は単純計算で倍になります。

 

マーケティングとは、マーケティングそのものに出来るだけ時間とコストをかけなくても、お客様を目の前まで連れてこれるような戦略を練ることと考えてみて欲しいと思います。

 

その選択肢の一つとして、オンライン自動セミナーは大きな力を発揮します。

コンビニのレジはどうして自動精算レジ(自動釣銭機)を導入しないのか、から考えるシステム化

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スーパーではすっかり定着した感のある自動釣銭機搭載のレジ。

しかし、大手コンビニで導入しているところがありません。なぜ自動精算レジ(自動釣銭機)を導入して効率化しようと考えないのかというとこに疑問を感じている方もいるのではないでしょうか。(あまりいないかもしれませんが・・)

 

システム化をしてうまくいくというのは、まずそもそも非効率であった作業が効率化されるということが前提です。

 

あれだけ毎日取引が行われているコンビニのレジが自動釣銭機を導入しないというのは、それなりの理由があるはずと考えて間違いないでしょう。

 

私はコンビニ業界の人間ではないので、あくまで外からの考察ではありますが、コンビニが自動精算を導入しないのには「そもそも手渡しの方が効率が良い」ということが理由だと考えています。

 

例えばこんな場面を想定してください。

相手は900円の商品に対して1000円を渡しました、おつりは100円です。

このとき自動精算機の場合

1)1000円を預かる

2)1000円を機械に挿入する

3)おつりが出てくる

4)出てきたおつりを手渡す

 

の手順が必要です。

 

一方、手渡しの場合

1)1000円を預かったど同時にキャッシャーを開く

2)おつり(100円)を渡す

これで、お客様との取引は完了します。領収書も同時に渡すことができます。

 

いかがでしょうか。

明らかに手渡しレジの方が早いと想像できると思います。

 

私たちエバーシステムは、システム化で本当に効率化できるのかという視点を常に持ちながら仕事をしています。例えばWEBでの出欠確認システムを作ったとしても、利用するユーザーの一部にアナログな手段しか使えない人がいれば、結局手間が増えて非効率化してしまうといったことも起こります。

 

コンピュータ化すればいい、システム化すればいい、という前に、それがビジネスにおいてどんなインパクトをもたらすかを常に考えることが重要だと、私はコンビニへ行く度に思うのです。あれだけの人間の英知を結集して莫大な予算をかけて作ったコンビニPOSシステムで自動精算機を導入しない。それが本当のシステム化なのだと。

 

例えば、あるレストランでは、入口の受付スタッフをホールスタッフとは別で雇って常時受け付けで対応をする配置にしたところ、売上が向上したという事例もあります。

 

広島の福屋というデパートではエレベータガール、昔風に言うと「エレガ」を導入して好評だったりします。

 

一方、ある航空会社でファーストクラスの食事をタッチ画面から注文できるシステムを導入し、トラブル続出で失敗に終わったという事例もあります。

 

 

だから、システムというのは面白い。

そう思いませんか?

WEBでは短い動画しか見てもらえないという問題を解決する新しいアイデア

YoutubefacebookTwitterInstagram、その他新興のSNSで動画が注目され、各社しのぎを削っている状況です。

その中で、動画の長さに関する議論が長く行われています。Youtubeでは1分を超える動画はなかなか見てもらえないとか、30秒がいい、いや50秒だ、1分だと、どんな長さなら動画を見てもらえるかという議論が長く続いているように思われます。

 

ユーザーの視点からすると、そもそもSNS自体が通勤や休憩時間、移動時間等隙間時間で見られているという性質上、長い動画が嗜好されないというのはその通りですし、結果的に動画は短くまとめるべきだという意見が大勢を占めています。

 

では、はたして本当に長い動画は見られないのでしょうか。

私たちはそこから考えました。そして、「長時間見せる」という商品やサービスがどのようにその商品やサービスを成り立たせているのかを分解してみたのです。

例えば映画は、まず映画を見る前に、映画の公開情報に触れる、映画のチケットを買う、劇場へ指定の日時に行く、指定席に着席して見る準備をする、というステップを踏んでいます。

 

次にセミナーはどうでしょうか。セミナーも内容の告知をする、セミナーチケットを購入する・申込する、指定の日時に会場へ行く、着席してセミナーを聞く準備をする。

 

どうでしょうか。長いコンテンツを見てもらうために何が必要かが見えてきたのではないでしょうか。

 

つまり、

1、事前情報を提供する

2、事前視聴登録(チケットを買う)を行ってもらう

3、期日、時間を指定する

4、会場へ足を運んでもらう

5.集中して聞いてもらう環境を用意する

 

という5ステップを踏んでいるのです。

つまり、長い動画を見てもらうのに一番合理的な方法は、上記のステップを踏んでもらうことというのが理解できるのではないでしょうか。

 

今回、私たちが開発したオンライン自動セミナーシステム「エバーセミナー」は、上記の1~3をオンライン動画にも導入しようという事なのです。

 

まずはSNSやWEB、広告等で視聴に関する情報を提供します。そして事前視聴登録を促します。

このときに、「自動セミナー」という名前の通り、お客様のアクセスした日時を起点にセミナー開催日が自動的に決定され、継続的にお客様にカスタマイズされた日時でセミナーが開催され続けます。

さらに、開催日時までフォローメールを配信します。

視聴は早送りや巻き戻しが出来ない仕様にして、テレビの収録番組のような形で集中して視聴してもらいます。

 

このステップを踏んでもらうことで、1時間や2時間といった長い時間の動画をより確実に見てもらうことが出来るようになるのです。

 

長い動画を見てもらうことが出来るようになるということは、それだけ沢山の情報をお客様に提供でき、次の行動を取ってもらうことにつながるのです。

 

長い動画はマーケティングに使えない。

 

そんな常識を破る新しいシステムです。

あなたのビジネスにもお役にたてる場面があるかもしれません。

ぜひ一度お問い合わせください。

 

 

 

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